ジスロマックは細菌性のある病気に対して効果のある抗生物質となっています。主に皮膚科や歯科など幅広い領域の感染症に用いられます。ジスロマックを服用することで細菌によって化膿している部分などの殺菌を行います。

ジスロマック、歯科の写真と細菌のイラスト

顔のニキビの有効性も示唆、ジスロマックと茶色の舌苔

ジスロマックは内服薬として様々な種類の細菌に対して有効性の高い抗生物質です。アジスロマイシンと呼ばれるマクロライド系の抗生物質であり、肺炎球菌やブドウ球菌、レンサ球菌などに加えて、レジオネラ菌、クラミジア属、マイコプラズマ属といった様々な菌に対して著効を示します。歯周病菌に対する有効性から歯科治療においても用いられるようになってきています。その効果が持続的であるというのも特徴的な点であり、多くの治療においては一日一回の服用を三日間だけ行ったり、一回だけの服用で治療を達成することができるというのが典型的になっています。そのため、患者にとっても使いやすく、勝手に飲むのをやめてしまって耐性菌が生じてしまうというリスクも少ないことから広く用いられるようになっています。その患者からの口コミで顔にできたニキビが治ったというものもあり、顔にニキビができてしまった際に原因となっているアクネ菌に対しても有効であるということが示唆されてきています。一方、比較的安全に使用することができるのがジスロマックですが、吐き気や下痢などの症状が生じる人もしばしばいます。また、舌が茶色になってしまったということを訴える患者もいるのが事実です。舌には舌苔と呼ばれる食べかすや細菌などが集まってできているものがある人が多く、大抵の場合には白い舌苔ができています。しかし、ジスロマックによって身体にいる細菌のバランスに支障が生じたことによってその色が変化してしまうことがあり、黄色や茶色になってしまうということがときどきあります。特に支障があることはないので気にする必要はなく、治療が終われば自然に元に戻るのが一般的となっています。